養生シートと舞台セット作りの思い出

養生シートというと、学生時代文化祭で舞台セットを作っているときに、床の上にペンキで色をつけていましたが、その時に、床が汚れないようにと舞台のセットの下に敷いていたのを思い出します。

文化祭のとき、たまたまクラスで演劇をやることになり、私は裏方だったのですが、その際に大掛かりな舞台装置を作ることになりました。

教室の真ん中に養生シートを敷いて、放課後や休み時間に大掛かりな舞台装置が組みあがり、色をつけている姿は壮観でした。自分の手が空いているときにはほかの人たちを手伝うようにという話を担任から聞いていたので時間のあいているときはできる限り手伝うようにしていました。

その際に大道具を作る係りの子が何かの拍子にペンキをこぼしてしまいました。舞台のセットと養生シートには被害がありましたが、教室の床には全く被害がありませんでした。セットは塗りなおしをすることになりましたが、それでも教室の床に被害がなかったのは幸いでした。

最後は養生シートのおかげで、教室の床が守られたということはとても記憶にのこりました。その後、セットは見事に完成し、出演者・裏方とクラス全員の力で無事に舞台を成功に導けてよかったなと思いました。


日常に入り込んでいる養生シート

養生シートは本来、引っ越しの際に家具や家に傷をつけないために使われるものですが、私自身の経験から言うと、それを使っている引っ越し屋さんにで会ったことがありません。

家具類は毛布状の物で覆われて運び込まれ、指定した場所に収まることが当たり前です。ですから、引っ越しなどで使われると言われてもいまいちピンときませんでした。

シートは本来の目的から少し離れた場所で活躍しているのではないかと思います。

机の四隅、椅子の足など、家や人を傷つけそうな場所に貼り付けられていることの方が多いように感じます。看板などの淵を覆うように巻かれているのを見る事も出来ます。

現在の養生シートは、引っ越しなどで使い捨てにされるのではなく、私達の日常に入り込み当たり前のように溶け込んでいるといえるでしょう。

例えばオフィスの机のまわり、通路に出ている角の部分などを覆い怪我をすることがないようにという使われ方をしているようです。

コーナーガードとして使われているわけですが、本来の家を傷つけないために使用する場合は、主に荷物の出し入れをする玄関、大きな窓の周りなどに使用され、また新築住宅の内装工事の際に床を傷つけないために養生シートが使用されるということもあるようです。

また、養生シートとともに養生テープなども普及し、安全を守るために一役買っていると言っても過言ではないでしょう。

最近ではカラフルな色合いの養生シートも出回っているので、それぞれの会社のイメージカラーで色を選ぶということも可能かと思っています。


養生シートは上手く使わなければならない

養生シートで思い浮かぶのが、引越しのアルバイトをしている時に建物の壁や床、大切な家具を傷から守るために使用したことです。

大切な家具を包む訳ですから、傷や破損から守るためにもしっかりと養生シートで包むことは大切ですが、たくさん使用すれば良いわけではなく、費用やごみのことを考えると必要最小限な方が望ましいことも教えてもらいました。

引越し会社の社員の方が、カッターナイフで、養生シートをすばやく切断しながら梱包していく手際の良さとともに感心したことを憶えています。

また、養生シートでたくさん梱包過ぎると大きさと重さが増すことも分かりました。シートで梱包していない場合には、すんなりと通る場所も梱包していると通らない場合もありますし、特にエレベーターがなく、狭い階段しかないマンションやアパート、一軒家などは、幅と重さに苦労することが多かったです。

このように、引越し業界での養生シートは必要不可欠な存在であると共に、いかにそれをたくさん使用せず、大切な家具を守り、費用やごみのことや建物の幅、家具の重さや持ちやすさなど様々な要素を考慮にいれつつ、上手く使用していくのが、引越し業者の腕の見せ所でもあるのです。



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